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.設置基準中心に論議 法科大学院で中教審部会
2001.9.2 [he-forum 2467] 設置基準中心に論議 法科大学院で中教審部会(共同通信).

設置基準中心に論議 法科大学院で中教審部会

共同通信ニュース速報

 司法制度改革の重点項目の一つである法曹(裁判官、検察官、弁護士)養成のための法科大学院制度について議論する中教審(文部科学相の諮問機関)の法科大学院部会が三十一日、初会合を開いた。
 二○○四年の学生受け入れを目指すとされる法科大学院の設置を認可する際の「設置基準」と、実際の教育内容が十分かどうかチェックする「評価基準」との関係について議論が集中。
 委員から「創意工夫を重視するためには、設置基準は緩めの方が良い」「将来の評価を保証するため、厳しい設置基準にすべきだ」などの意見が出された。
 同部会は法科大学院の設置形態や教育内容、奨学金などの支援制度などについて審議し、年内にも答申骨子案をまとめる予定。部会長には、司法制度改革審議会会長を務めた佐藤幸治近畿大教授が選ばれた。
 今年六月の司法制度改革審最終意見は、二○一八年ごろには法曹人口を現在の二倍以上の五万人規模に拡大すべきだとし、高度な法律教育を行う法科大学院の整備を提言している。(了)
[2001-08-31-18:17]


                          
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