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<トップ30大学>国際的に競争力ある国公私立大を育成 文科省
2001.8.31 [he-forum 2462] 毎日新聞08/31.

『毎日新聞』2001年8月31日付

<トップ30大学>国際的に競争力ある国公私立大を育成 文科省

 文部科学省は、国際的に競争力のある国公私立大学を育成する「トップ30大学」構想の具体的内容を明らかにした。「生命科学」「医学」「人文科学」など10分野を決め、上位30大学に対して通常の研究費などとは別に予算を
重点配分する。
 対象は、大学院博士課程の専攻レベルが原則で、研究所も応募できる。同省に有識者らで構成する審査委員会を設置し、教育研究実績のデータや将来構想をもとに、上位30位を決める。1年ごとに一部入れ替えが可能な仕組みとする。
 重点配分は5年間継続で、研究費や人件費、設備費など年間1億〜5億円程度を配分する。
 来年度予算では422億円を充てる。5分野を設定し、トップ30を選ぶ。来年1月に大学に募集要項を示し、7月ごろに選考する。
 同省はこのほか、教育や研究が充実している私立大学を選抜し、従来の「日本私立学校・共済事業団」経由の補助金とは別枠で、特別補助金を直接配分することも決めている。 【澤圭一郎】(毎日新聞)


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