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国立大8割が「5教科7科目」2004年度に実施
2001.8.28 [he-forum 2448] 国立大8割が「5教科7科目」2004年度に実施(読売新聞)
国立大8割が「5教科7科目」2004年度に実施
読売新聞ニュース速報
大学入試センター試験を利用する国立大95校のうち、8割にあたる75校が2004年度入試で「5教科7科目」の受験を大半の学部で義務付ける予定であることが28日、国立大学協会(国大協)の調査でわかった。
受験生の学力が低下しているとの懸念から、国大協では、同年度以降のセンター試験で原則5教科7科目を課すべきだとの方針を打ち出している。多くの大学がこれに同調した形だ。
調査が行われたのは7月。文書と聞き取りで回答を求めた。それによると、現在の高校1年生が最初に受験する2004年度に「5教科7科目」を予定する75校のほか、「2005年度」が5校、「2006年度」が1校。合わせて85%にあたる81大学が実施するとしていた。「検討中」が9校。「課さない」と答えたのは、芸術系、外国語系など5校にとどまった。
今春の国立大志願者は約42万6000人だったが、今回の調査では、5教科7科目を課すのが各大学のどの学部や学科なのかを尋ねておらず、影響を受ける受験生の実数は不透明だ。
これに対し、受験生を送り出す高校側では、今年の1年生のカリキュラムが5教科7科目に対応できていない学校もあり、2004年度実施には反発が強い。
[2001-08-29-00:38
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