独行法反対首都圏ネットワーク

<国公立大学入試概要>AO方式倍増など多様化進む
2001.8.24 [he-forum 2427] <国公立大学入試概要>AO方式倍増など多様化進む(毎日新聞)

<国公立大学入試概要>AO方式倍増など多様化進む

毎日新聞ニュース速報

 文部科学省は23日、来年度の国公立大学の入試方法の概要をまとめた。面接や論文などを組み合わせて幅広く受験生の適性を見る「AO(アドミッション・オフィス)入試」を導入する大学が倍増したほか、大学入試センター試験成績の複数年度利用を始める大学もあり、入試の多様化が進んでいる。
 AO入試を実施する大学は、国公立で8大学29学部から16大学58学部に増えた。来年度から実施するのは国立では旭川医科、静岡、三重、京都工芸繊維、広島、山口、長崎の各大学で、公立は秋田県立大。2次試験で小論文やリスニングを課す公立大も微増となった。
 センター試験については、5教科を課すのが、国立は9割(86大学332学部)、公立では6割(42大学76学部)の大学で、昨年とほぼ同じ。来年から可能となるセンター試験の前年成績利用を導入するのは静岡大と青森公立大の2校だ。
 静岡大は、理学部生物地球環境学科のAO入試(定員5人)が対象。9月下旬に野外観察や討論などのAO科目の試験をして内定者を決定し、01年度か02年度のセンター試験5教科7科目(900点満点)で、540点以上ならば最終合格とする。センター試験を「資格試験」的に扱う。青森公立大は、一般入試で前年の成績を利用できる。
 私立大は、帝京大や京都女子大、沖縄国際大など少なくとも39大学81学部が導入するという。 【澤圭一郎】
[2001-08-23-18:50]


目次に戻る

東職ホームページに戻る