宇宙3機関を統合 開発体制30年ぶり見直し.
2001.8.22 [he-forum 2413] 共同通信ニュース08/21.
共同通信ニュース2001年8月21日
宇宙3機関を統合 開発体制30年ぶり見直し
文部科学省は21日、宇宙開発事業団と宇宙科学研究所(宇宙研)、航空宇宙技術研究所(航技研)の3機関を2003年度をめどに統合し、新たな宇宙開発機関を発足させることを決めた。遠山敦子文部科学相が同日会見して明らかにした。特殊法人改革の流れを受けたもので、1969年に同事業団が設立されて以来、日本の宇宙開発体制がこれほど大幅に見直されるのは約30年ぶりとなる。文科省によると、新たに新法を制定する必要があるため来月、省内に検討会を設置し、具体的な手順や詳しい形態、時期などを決める。3機関は今年4月に協定を結び、互いに重なるロケット開発などの業務連携や協力について協議している。具体的にはH2Aロケットの主エンジンLE7Aの信頼性向上や、衛星追尾システムや情報インフラの統合などが課題となる。
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