独行法反対首都圏ネットワーク


再編統合視野に将来像探る 富山医薬大
2001.8.9 [he-forum 2359] 北日本新聞08/07v.

『北日本新聞』2001年8月7日付


再編統合視野に将来像探る 富山医薬大 


 富山医薬大は六日、運営諮問会議を富山市の名鉄トヤマホテルで開いた。国立大の再編統合を視野に、同大の将来像について学外の有識者から提言を求めた。
 宇野義知県医師会長、黒川清東海大医学部長、正橋富山市長ら同委員八人が出席。南日康夫富山技術開発財団特別顧問が議長を務めた。
 国立大の大幅削減を目指し、文部科学省が打ち出した「大学の構造改革の方針」について高久晃学長が説明。「県内には国立大、短大が三つあり、再編統合の議論は避けられない。再編統合を考えるにあたり、本学の将来像について意見をいただきたい」と述べた。
 委員からは「和漢薬研究所を中心にアジアから多くの留学生を受け入れているが、帰国した留学生とのネットワークを確立すべき」といった意見や、地域への貢献という観点から「卒業生がもっと就職の形で県内に残るようにしてほしい」などの要望があった。
 大学側は「再編、統合を考える上でも昨年度にまとめた中・長期構想を念頭に置き、検討していきたい」とした。

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