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宮本憲一・滋賀大学長が就任会見 「県内各大と協力」
2001.7.24 [he-forum 2302] 毎日新聞滋賀版07/20

『毎日新聞』滋賀版2001年7月20日付


宮本憲一・滋賀大学長が就任会見 「県内各大と協力」


 滋賀大の第10代学長に就任した宮本憲一氏(71)が19日、彦根市の大学本部で会見。「地域に根差した、特色を生かせる大学づくり、県内の大学と協力した総合化を目指す」と抱負を語った。
 財政学、環境経済学などが専門。大阪市立大都市問題資料センター所長や商学部長、立命館大政策科学研究科長を歴任。
 大学の独立法人化では「慎重に、大学のプラスになる方向に進めなくてはいけない。国立大には私大で出来ないメリットがあり、先進性、少人数教育を維持して改革を進めるべきだ」とした。大学再編や大学間の協力では「滋賀医科大とは連携協力するための懇談を進めることで一致している。県立大との単位互換は実現可能だし、琵琶湖を中心とした環境問題などで共同研究や交流が出来ればよい。環境経済学、環境政策論で滋賀大の力が発揮できる」とし、県内各大学と協力し総合化を目指すと強調した。
 副学長には住岡英毅・教育学部教授(59)=教育社会学▽小栗誠治・経済学部教授(54)=金融政策論=が就任した。 【松井圀夫】 

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