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宮本滋賀大新学長が抱負 「滋賀医科大と統合検討」
2001. 7.20 [he-forum 2296] 中日新聞07/20

『中日新聞』2001年7月20日付
宮本滋賀大新学長が抱負 「滋賀医科大と統合検討」
 【滋賀県】今月十七日に就任した滋賀大学の宮本憲一学長(71)は十九日、彦根市の同大学で会見し、「地域に根差した教育、研究を進めたい」と抱負を語った。また、大学の再編について、滋賀医科大学と統合に関して検討を進めていくことも明かした。
 宮本新学長は「国際化、少子高齢化の中、大学間の競争など大学のあり方が問われている」と現在が転換期であることを強調。県内の各大学との単位互換制度や共同研究などの交流推進に積極的な姿勢を見せた。
 琵琶湖を中心とした環境保全に対する取り組みには「環境経済学や環境政策論といった科目が、滋賀大学の役目になる」と話した。大学再編問題については、滋賀、滋賀医科両大学の両学長が先月二十九日、今後検討委員会を開いていくことを確認し合ったという。
 大学本部のある彦根市の印象について宮本新学長は「美しい自然が残っていて良いところ。ただ、中心商店街の衰退が気になる」と印象を語った。
 台湾・台北市出身。名大経済学部卒。経済学博士。大阪市大、立命館大教授を歴任。専門は財政学、環境経済学、都市経済学など。


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