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.医学部教授に厚労省事務官 信州大、医療社会学を担当
2001.7.13 [he-forum 2271] 医学部教授に厚労省事務官 信州大、医療社会学を担当(共同通信).

医学部教授に厚労省事務官 信州大、医療社会学を担当

共同通信ニュース速報


 信州大医学部(小宮山淳学部長、長野県松本市)は十二日までに、同学部社会予防医学講座の教授に厚生労働省事務官の浜田淳氏(45)を起用することを決めた。十六日付で発令する。国立大医学部の教授に臨床経験のない事務官が起用されるのは極めて異例で、国立大改革の議論が進む中、注目を集めそうだ。
 同学部によると、浜田氏は医療と社会のかかわりを研究する医療社会学分野を担当。医療経済や医療行政など幅広い講義内容になる予定という。
 同学部は大学改革の議論の中で、医療社会学の重要性が高まったと判断。専門的に研究する教官もいなかったため外部からの起用を決め、厚労省に打診していた。
 同学部の福島義光教授は「これまでは臨床に重点が置かれ、医療と社会の接点を学ぶ機会が少なかった。行政経験を生かし、医学部に欠けていた部分を補ってほしい」と期待している。
 浜田氏は神奈川県出身。一九七八年、横浜国立大学経済学部を卒業後、旧厚生省に入省。岩手県成人福祉課長、同省保健医療局企画課課長補佐などを経て、六日から大臣官房付になっている。
 浜田氏は「この年で新たな仕事ができるとは。頑張りたい」と抱負を話している。(了)
[2001-07-13-08:02]

                         


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