独行法反対首都圏ネットワーク


独法化阻止を学生に訴えよう
2001.7.5 [he-forum 2243] 独法化阻止を学生に訴えよう

he-forum会員のみなさまに

 岡山大学の野田です。
「独法化反対」宮崎大学実行委員会からの熱烈なメッセージ(he-forum2226)に強い感銘を受けました。
 宮崎大学は、去る6月12日、国大協に独法化阻止全国ネットの請願署名を届けた際、総数1633筆中の実に617筆を教職員、学生から集めてくださいました。


 宮崎大学からの熱いメッセージに応えて、岡山大学からもメッセージを届けます。

       独法化阻止を学生に訴えよう!  


 行政の強引な主導により、独法化がごり押しされようとしています。
 いま私たちは何をなすべきでしょうか。私はやはり、いま一度、大学の中から独法化反対の声を強めてゆく以外にないと考えます。
 国民に訴える、マスコミ、議員に働きかけると言っても、お膝元の大学から反対の声が上がっていないのであれば、どうしようもありません。
 今後、学内での反対の声を盛り上げるためには、大学の大多数を占める学生への働きかけが特に重要であると考えます。
 学生の大半は、現在、進行している事態を知りません。学生に戦後最大の大学の危機を伝えなければなりません。それは教師の責任でもあります。いまこの問題以上に重要な教育はありません。
 私たちの最も身近にいる学生を動かすことすらできなくて、茫漠たる国民を動かすなど、できるはずがありません。

 教師が信念と情熱をもって語れば、敏感な若い感性は必ず感じとってくれます。学生も現実から遊離した理論よりも現実に即した生きた理論に飢えています。
 岡山大学では毎週水曜日、昼休みに、全国ネット会員を中心に、教職員、学生6〜8人で生協前で、独法化反対の宣伝活動と署名集めを行っています。継続は力なり。継続することによって少づつ手応えを感じてきています。
 それと私事にわたって恐縮ですが、私は毎日、昼休み後の(他の先生の)授業の10分ほど前に教室に入り、学生の前で演説し署名を集めています。
 最低でも1割の学生は署名に応じてくれます。
 独法化を憂慮する全国のみなさん、悲観主義から脱し、いま一度、行動を起こしましょう。学生に働きかけ、学内から「独法化反対」のうねりを巻き起こしましょう。
 2001年7月5日

     国立大独法化阻止全国ネットワーク・岡山大学

               野田隆三郎

目次に戻る

東職ホームページに戻る