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東大工学部が教育改革専任教授を公募 国立大では初
2001.6.26 [he-forum 2195] 東大工学部が教育改革専任教授を公募 国立大では初(朝日新聞)

東大工学部が教育改革専任教授を公募 国立大では初

朝日新聞ニュース速報

 東京大学工学部は25日、原則として講義をしない教育改革専任の教授を公募すると発表した。国立大学では初めてという。ITも活用して教育の国際競争力をつける。
 公募は教授、助教授各1人。教育・人材育成の経験を持ち、理工学、技術分野で業績のある人が対象だ。企業の人材育成担当者などを念頭に置いている。任期は5年で再任もありうる。今秋にも始まる「工学教育プロジェクト」に取り組む。
 プロジェクトでは、細分化された工学の全体像をわかりやすく示し、学生が的確にカリキュラムの選択をできるようにする。また、関連する研究室をコンピューター上で集めた「仮想学科」をつくり、教育に反映させる。遠隔講義などによって複数あるキャンパスの一体化も進める。
 小宮山宏・工学部長は「大学では教育は教員個人の努力にゆだねられてきたが、それだけでは不十分な状況になった。学部全体でシステムとして対応しなければならない」と話す。助教授をもう1人公募することも検討中という。
[2001-06-25-19:01]



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