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大学整備に民間資金導入を 総合科学技術会議が提言
2001.6.21 [he-forum 2173] 大学整備に民間資金導入を 総合科学技術会議が提言(共同通信)


大学整備に民間資金導入を 総合科学技術会議が提言


共同通信ニュース速報


 来年度以降の大学施設整備の在り方について検討していた総合科学技術会議の科学技術システム改革専門調査会は二十日、国公立大や国立研究機関の施設を公共事業と位置付けて整備することや、民間資金活用による社会資本整備(PFI)の導入などを求める提言をまとめた。
 二十六日に開かれる同会議の本会議に提出し、経済財政諮問会議が月内にまとめる「骨太の方針」への盛り込みを図る。
 提言は、次代を担う人材を育成し優れた研究成果を生み出すには、欧米に比べて見劣りがする公的研究機関の環境改善が必要と指摘。十分な経費を確保するため、公共事業費と位置付け、五年間で六百万平方メートルを整備する計画を進めるよう求めた。
 ただし建設単価を見直してコストを削減する一方、民間資金の導入や建物のリースなどの新手法を提案。その上で、各大学や研究機関から改革に向けた取り組みや具体的な将来構想の提出を求め、それに基づいて重点的に予算配分する施設を厳選すべきだとしている。

(了)
[2001-06-20-20:56]



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