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信州大が原則全授業を公開 10月から国立大で初
2001.6.15 [he-forum 2147] 信州大が原則全授業を公開 10月から国立大で初(共同、時事)


信州大が原則全授業を公開 10月から国立大で初


共同通信ニュース速報


 信州大は十五日までに、原則全授業を公開講座として一般公開する方針を決めた。生涯学習の場として大学を地域に開放するのが目的で十月から行う。文部科学省によると、科目や期間を限定して一般公開する例はあるが、原則全授業を対象にするのは国立大で初めて。 信州大によると、全学部で約二千ある授業科目を「市民開放授業」として公開、専門性が高い実験や実習は対象外にする。講習料は前期・後期の半期十五週で一授業八千八百円、単位取得はできない。科目を難易度に応じて三段階に分け、受講の参考にできるようにする。

 国立大では聴講生や単位取得可能な科目等履修生として、半期一授業約六万五千円で受講できる制度があるが、信州大ではいずれも
利用者が少なかったという。
 同大は「授業料が大幅に下がることで、広く地域住民を受け入れられる。学生や教官の刺激にもなると判断した」としている。
 文部科学省生涯学習推進課は「少子化を迎え、国立大も改革を進めないと生き残れない。他大学にも同様の動きが広がるのではない
か」としている。
(了)
[2001-06-15-12:18]


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すべての授業を一般公開=国立大で初めて−信州大



時事通信ニュース速報



◎すべての授業を一般公開=国立大で初めて−信州大
 信州大学(長野県松本市)は10月から、学外の市民に原則としてすべての授業を公
開する「市民開放授業」を始めることを15日、明らかにした。すべての授業を公開す
るのは全国の国立大学で初めて。
 国立大の独立行政法人化を前に、特色ある大学づくりが狙い。同大は「学生や教官に
とって一般の人と交流することで刺激になり、緊張感が生まれる」(総務課)とも期待
している。 


[時事通信社]
[2001-06-15-15:16]




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