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教育改革3法案、一部修正し衆院委で可決
2001.6.13 [he-forum 2116] 教育改革3法案、一部修正し衆院委で可決(読売新聞)


教育改革3法案、一部修正し衆院委で可決


読売新聞ニュース速報


 小中学校・高校での社会奉仕体験活動の充実などを盛り込んだ学校教育法改正案など教育改革関連三法案は13日、衆院文部科学委員会で、政府原案を一部修正し、与党3党と民主党の賛成多数で可決された。これら三法案は14日の衆院本会議で可決、15日から参院で審議入りする見通しとなり、今国会中の成立はほぼ確実な情勢となった。
 修正は民主党が提案したもの。「社会奉仕体験活動」との原案について、献身的に国家社会のために尽くす意味があるとし、より自発性の強い意味を持たせるため、「ボランティア活動など社会奉仕体験活動」と改めた。また、高校2年修了時点で大学に入学できる飛び入学制度に関して、原案にあった短大と専門学校を除外し、修士課程以上の大学院を持つ4年制大学に限定した。
 このほか、与党3党と民主党の共同提案による計7項目の付帯決議も行った。決議には<1>問題児童・生徒の出席停止は可能な限り短期間にするなど人権に十分配慮する<2>飛び入学にあたって高校・大学間の連携強化と実施状況の調査研究を行う<3>不適切教員の配置転換で学校長や教育委員会の恣意的な運用が行われないよう指導する<4>公立高校の通学区撤廃に関して受験競争の激化や学校間格差の助長がないよう努める――ことなどを盛り込んだ。
 文部科学省総務課によると、旧文部省時代を含め文部関係の政府提出法案が中身に関して修正のうえ可決されたのは、異例のことだという。

[2001-06-13-20:13]

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