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京大が独立行政法人の体制検討 ワーキンググループ設置
2001.5.29 [he-forum 1984] 京都新聞05/29
『京都新聞』2001年5月29日付
京大が独立行政法人の体制検討
京都大は二十八日までに、独立行政法人へ移行する際の組織形態や運営体制などを検討するワーキンググループ(座長・森本滋総長補佐)を設置することを決めた。昨年末にも、「京大の基本理念を考えるワーキンググループ」(座長・赤岡功副学長)を設置しており、両グループが中心となって独立行政法人化に向けた素案をまとめる。
独立行政法人化をめぐっては、二十一日に開かれた国立大学協会(会長・長尾真京大総長)の設置形態特別委員会で、国大協としての「国立大学法人化についての基本的考え方(案)」を了承。六月十二日から開かれる国大協総会で報告される。「基本的考え方」では、独立行政法人への移行後に外部の有識者を参画させる形態として「評議会に一定数入れる」「運営諮問会議を改組」など複数案が併記されている。
ワーキンググループでは、それぞれの案の問題点について検討。また、人事制度や財務・会計などについても論議を進める。