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サービス残業根絶通達   教員にも適用される   畑野議員に文科省局長
2001.5.25 [he-forum 1969] サービス残業根絶通達  教員にも適用される


サービス残業根絶通達   教員にも適用される   畑野議員に文科省局長


 2001年5月25日(金)「しんぶん赤旗」


   二十四日の参院文教科学委員会で、文部科学省の矢野重典初等中等教育局長は、サービス残業問題についての四月六日の厚生労働省通達は「私立学校ではもちろん、公立学校教職員についても基本的に適用される」と答えました。日本共産党の畑野君枝議員の質問に答えました。
  同通達は、労働者の日々の勤務時間の把握を使用者側に義務付けるもので、「サービス残業」をなくすために役立つと労働者に歓迎されているものです。
  畑野議員は、教職員の勤務時間の平均が校内で十時間、家での持ちかえり仕事五十分という調査や、過労死した教員の家族の声を紹介。文部科学省が教職員の長時間・過密労働の実態を把握するよう求めました。遠山文部科学相は、「勤務時間の全体像を把握するのは困難」としながらも「働く状況に困難さはあると思う。こうしたデータを参考にしたい。検討を進める方向は必要」と答えました。


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