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国公立大職員は非公務員型 総合科学技術会議が方針
2001.5.25 [he-forum 1965] 国公立大職員は非公務員型 総合科学技術会議が方針(共同通信)


国公立大職員は非公務員型 総合科学技術会議が方針


共同通信ニュース速報


 小泉政権下で初めてとなる総合科学技術会議(議長・小泉純一郎首相)の本会議が二十四日、官邸で開かれた。同会議では、国公立大の職員や研究者の身分を公務員型から非公務員型に変えることを検討するなど、大学と民間企業との交流を促進する規制緩和策を進める方針が示された。
 尾身幸次科学技術担当相が、現在検討中の来年度予算に向けた五項目の政策課題について中間報告。私立大が民間企業から委託を受けて実施する研究活動を活性化するための減税措置や、大学での研究を基にしたベンチャー企業を育成するための制度改革、さらに国公立大の研究施設の整備に公共事業費を積極的に活用することなどが大筋で了承された。
 小泉首相は「来年度の科学技術関連予算は大枠で増額する方針だが、不要なものは削ってメリハリをつけてほしい」と述べ、六月中をめどに有識者議員らによる下部会合で重点項目の洗い出しを急ぐよう指示した。
 会議ではまた、理化学研究所の研究者らが米司法当局に起訴された遺伝子スパイ事件の調査状況に関して有識者議員から報告があり、特許や研究成果の保護など知的財産権に関する検討を始めることを決めた。(了)
[2001-05-24-11:20]



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