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学生の自己評価制度を導入 岡山大、目標も自分で設定
2001.5.25 [he-forum 1964] 学生の自己評価制度を導入 岡山大、目標も自分で設定


学生の自己評価制度を導入 岡山大、目標も自分で設定


共同通信ニュース速報


 岡山大工学部は二十四日、学業やサークル、ボランティア活動などの目標を学期ごとに学生に設定させ、達成度を自己評価する制度を四月から導入した、と発表した。同大によると、国公立大学では初の試みという。
 学生に自主性や自己判断力をつけさせるのが狙いで、大崎紘一工学部長は「就職試験でも学生時代に何をしてきたかが問われる。この制度は目標の明確化に役立つはず」と話している。
 目標の設定と評価を学生に任せるのは、学業とそれ以外の活動の二分野。さらに、基礎知識や発表能力、責任感が身に付いたかなど、大学側が設定した十一項目について、百点満点で自己採点させる。いずれも、学生が卒業まで使う記録簿に記入、担当教官がコメントを付ける。

 学業分野の目標は「優をたくさんとりたい」から「留年したくない」までさまざまだったというが、工学部は、学生の理解度をはかる目安にし、授業内容の改善に役立てることも検討している。(了)
[2001-05-24-19:47]



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