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『毎日新聞』広島版2001年5月23日付
広島大の牟田泰三・新学長の就任会見 「社会貢献を重視」
広島大学の牟田泰三・新学長(63)は22日、就任の記者会見を行い、「学術研究面で世界をリードする総合研究大学であると同時に社会貢献を重視し地域社会との連携や国際的な共同作業を推し進めたい」と抱負を述べた。
牟田学長は、大学のトップマネジメントを強化する必要性を強調。学長、副学長などからなる経営戦略会議のような組織を設置し、「毎週1回会議を開いて、大学運営の計画や執行方針などを検討していきたい」と述べた。また、国立大学の独立法人化については「独立法人化対策会議で情報の収集と対策の検討を進めたい」と話した。
牟田学長は、福岡県久留米市出身。82年7月に広島大理学部教授、99年4月に副学長に就任し、今年2月21日の学長選で新学長に選出された。任期は4年。 【萱原健一】