独行法反対首都圏ネットワーク |
奨学金「給付制」導入を検討…塩川財務相
2001.5.22 [he-forum 1950] 奨学金「給付制」導入を検討…塩川財務相(読売新聞)
奨学金「給付制」導入を検討…塩川財務相
読売新聞ニュース速報
塩川財務相は二十一日の参院予算委員会で、政府が資金拠出する日本育英会の奨学金制度について「無償返済の奨学資金ができたらいいのではないか」と述べ、返済を求めない「給付制」の導入を検討する意向を表明した。さらに貸与額についても「少ないと思う。もう少し貸し出してもいいのではないか」と述べ、「給付制」導入とあわせて、大学生で月額十万円(有利子、医学系など除く)などとなっている貸与額を引き上げる考えを示した。佐藤泰三氏(自民)の質問に答えた。
一九四三年に発足した同会の奨学金制度は、無利息と利息付きの「貸与制」となっている。貸与された本人が死亡したり、教職・研究職に就いた場合などを除き、卒業後に返還することになっている。二〇〇一年度の利用者は、全国の高校生から大学院生まで約七十五万三千人で、事業費は四千七百三十二億円となっている。[2001-05-21-20:28]