独行法反対首都圏ネットワーク


学部教育見直し検討へ 中教審大学分科会
2001.5.15 he-forum 1922] 学部教育見直し検討へ 中教審大学分科会(NHK)

学部教育見直し検討へ 中教審大学分科会

NHKニュース速報


 大学生の学力低下が指摘されていますが、大学の学部教育は教養教育を中心にして、今の四年間で修了するシステムも見直そうという議論が中教審=中央教育審議会できょうから始まりました。
 中教審の大学分科会は、大学と短大への進学率が五十パーセント近くに達したことから、多様な能力の学生が学ぶ新たな大学のあり方を考えようと、きょうから議論を始めました。 このなかでは四年間で一般教養と専門分野を学ぶ今の学部教育の方法が学生の学ぶ範囲を狭め、学力低下や教養の不足につながっているという指摘を受けて、学部教育は教養教育を中心に行い、四年間で修了する今のシステム全体の見直しを検討することになりました。

 これとあわせて専門教育の場として大学院の充実を図るため研究者を養成するだけでなく、職業資格の取得などにも役立つような教育のあり方を議論するとしています。
 分科会は、このほか社会人が入学しやすいように、少しずつ単位を取りながら時間をかけて卒業を目指す、いわゆる「パートタイム学生」の制度を作ることなども議論して、来年三月までに改革案をまとめる予定です。
[2001-05-15-19:06]



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