独行法反対首都圏ネットワーク


鹿児島大学長は、「独法化」について
  今大事なことは、大学人が声を出すことを強調-
2001.5.15 [he-forum 1920] 組合四役と田中学長が懇談


鹿児島大学教職員組合書記の笹川です。
岡山大学の野田さんからの要請でこの文書を投稿します。 鹿児島大学田中学長と当組合の懇談を去る4月17日(火) に開催しました。その席で田中学長は表題にもある通り、 文部省の組織業務委員会で『独法化』を検討して、もしダ メな場合は引き返すということを名文化した公式文書もあ るので、今、大事なことは大学人が使命感をもって声を出 すことだ」との見解が述べられました。
 なお、当組合は、6月6日 国立大学の独法化に反対する緊急集会を開き国大協や文部省に対して「教育の機会均等と大 学の自治、学問の自由を擁護する立場に立つ」よう意思表明
する予定です。
全国のみなさん、共にがんばりましょう。


組合四役と田中学長が懇談しました
  -学長は、「独法化」について
  今大事なことは、大学人が声を出すことを強調-

 4月17日(火)午後2時、新執行部のあいさつをかねて田中学長との懇談を行いました。
 懇談は、仲村委員長からの「以前、田中学長は組合を大学運営の重要なパートナーとして位置付けておられたが、今後もそのつもりで年2回の慣行を遵守して学長交渉を受けていただきたい」旨の話から始まりました。これに対して、学長は、「その通りで、皆さんに会えることを楽しみにしています」と交渉の機会をもつことを快く了解されました。
 続いて西尾書記長から、国立大学独立行政法人化(略称、独法化)について、特に情報の共有化が大事であることを述べ、学長が全教職員に対して報告会などを開けないか質しました。また、地方の国立大学学長の今の考えについて冨安書記次長から質しました。学長からは、情報はホームページを見たらほとんど手に入るのでそれを見て欲しいとの提案がありました。また、報告会については、状況が流動的であるので今の時点での開催は見合わせたい旨回答がありました。地方の国立大学学長の今の考えについては、「学長の中でも『独法化』に反対の意志で望んでいるものもいるが、他方では、『独法化』で大学の改革をしたいと発言する方々もおられたり、正面切ってはあまり発言しない方々もいる。文部省の組織業務委員会で『独法化』を検討して、もしダメな場合は引き返すということを名文化した公式文書もあるので、今、大事なことは大学人が使命感をもって声を出すことだ」との見解が述べられました。
 最後に、西尾書記長から9月に全国教育研究集会が鹿児島大学で開かれることを紹介し、田中学長の協力をお願いしました。学長からは、「問題の本質についてしっかり議論し、アクションを起こしてほしい」と檄をいただき、有意義な懇談を終えることができました。(専従書記 笹川恵子)
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