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GM日本法人と一橋大学院が提携
2001.4.29 [he-forum 1866] GM日本法人と一橋大学院が提携(朝日新聞)
GM日本法人と一橋大学院が提携
朝日新聞ニュース速報
自動車世界最大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人、日本ゼネラル・モーターズと一橋大大学院が提携に乗り出した。日本GMが研修目的の院生を受け入れる一方、院生側は日本GMに経営戦略の提案をする。院生にビジネスの現場で経験を積ませ、企業人として即戦力を育てたい一橋側と、大学院生から日本での事業展開について提言してもらいたいGM側との狙いが一致した。
日本GMは4月中旬から約3カ月間の日程で、日本国内でGM車のネット販売など電子商取引を手がける事業部門「e―GMジャパン」に、一橋大大学院国際企業戦略研究科の国際経営戦略コースに在籍する5人を受け入れている。院生の平均年齢は31歳。いずれも企業に勤めた経験があり、電子商取引に関する基礎的な講義を履修済みだ。
大学院生は、日本GMの顧客や販売動向などのデータを分析。社員と議論しながら、日本市場に合った事業戦略の提言をまとめる。実際の経営の場で「即戦力」としての経験を積み、より効果的な説明(プレゼンテーション)の方法や、英語での書類作成法など実務も学べる。
多国籍企業のGMにとっては、「地元の目」で経営を見直してもらう利点があり、経営に反映する。e―GMジャパンのマシュー・ミッチェル代表は「電子商取引の知識のある優秀な人材との関係構築は利点が大きい」と話している。
同大国際企業戦略研究科は主に社会人対象の専門大学院で、国立大初の授業をすべて英語で行うMBA(経営学修士)コースを持つことで知られる。
[2001-04-28-14:11]