独行法反対首都圏ネットワーク


<新司法試験>受験資格の複線化を検討 司法制度改革審
2001.4.21 [he-forum 1846] <新司法試験>受験資格の複線化を検討 司法制度改革審(毎日新聞)


<新司法試験>受験資格の複線化を検討 司法制度改革審


毎日新聞ニュース速報


 法曹人口の増加を目標に構想されている新司法試験について、政府の司法制度改革審議会(佐藤幸治会長)が、法科大学院(ロースクール)の修了者以外にも受験資格を認める方向で検討していることが20日、分かった。新たに「予備試験」を設け、社会経験を積んだ人らについては、同試験に通れば受験資格を与える構想。また、法科大学院の開校時期は2003年か04年の方向が固まった。24日の審議会で、予備試験からの受験者枠の割合について議論するとみられる。


 法科大学院構想とその修了を受験資格とした新司法試験は、審議会の中間報告の柱の一つ。法学部卒業者以外にも門戸を開いた同大学院で法曹養成の一貫教育を行い、修了者が受験できる。現在の約3倍にあたる3000人程度の合格者を出す方針で固まっていた。


 新たな案では、社会経験のある者や、経済的事情で法科大学院に通えない者は、予備試験を行ったうえで、新司法試験を受けることになる。


 24日の審議会では「あくまで中心は法科大学院」との方向性は堅持するとみられる。この枠が広がりすぎれば「法曹人の専門教育機関としての法科大学院の土台が揺らぐ」との声が関係者に強いためだ。
[2001-04-21-03:10]



目次に戻る

東職ホームページに戻る