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東大が大学教官の研究データベース構築 産学連携めざし
2001.4.3 [he-forum 1784] 東大が大学教官の研究データベース構築 産学連携めざし(朝日新聞)
東大が大学教官の研究データベース構築 産学連携めざし
朝日新聞ニュース速報
東京大学は02年度をめどに、全国の国公私立大学教官の研究内容を紹介するデータベースをつくり、インターネットで無料公開する。収録される研究数は10万件程度に上る見通し。研究内容をわかりやすく「翻訳」し、キーワードで検索できるようにする。大学の研究成果をビジネスにつなげたいと考えている中小企業も簡単に利用できるため、今後、大学に眠る技術の民間移転が地域を超えて飛躍的に増える可能性がある。
東大では、国際・産学共同研究センター(CCR、軽部征夫センター長)がすでに、学内の理系教官約1700人の研究を収録する「CCR―DB」というデータベース作りを進めている。新データベースは収録対象を全国に広げ、CCR―DBの機能を上げて対応する。
学内だけで2000件の研究が集まる見通しで、全国規模では約10万件程度の研究が収録できるとみている。
東大は02年度予算で数十億円を要求。すべて完成するまでには数年かかる見通しだ。
CCR―DBは、データベースを分かりやすくするため、企業などから招いた10人程度の客員教授と、担当者が教官に直接面談。研究内容をわかりやすい表現に「翻訳」して記述している。新データベースでも「翻訳」スタッフを各大学に派遣するなどして同様の方式を導入する。
[2001-04-03-03:06]