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道教大旭川校と旭医大が単位互換協定を締結
2001.2.21 [he-forum 1659] 北海道新聞2/20

『北海道新聞』2001年2月20日付

道教大旭川校と旭医大が単位互換協定を締結

 道教大旭川校と旭医大は、新年度から学生が相互に受講した科目を、それぞれ単位として認定する単位互換協定を結ぶことになり十九日、旭医大で調印式を行った。学生が受講できる科目の幅を広げるのが目的。
 単位互換の対象は道教大旭川校の実験、実習と旭医大の実験、実習、演習を除く全科目。認定される単位の上限は、道教大旭川校の学生が十六単位、旭医大の学生は三十単位となる。互いに特別聴講学生としての受講となり、相手校で図書館などの施設を利用することもできる。双方とも一科目あたり五人まで受け入れる。

 道教大旭川校は既に、旭大、放送大と同様の協定を結んでいるが、さらに他大学との単位互換を進めようと、昨年八月、旭医大に協定締結を申し入れた。
旭医大が他大学と単位互換するのは初めて。

 道教大旭川校は、養護教諭の養成課程や健康福祉の分野で旭医大が持つ最新の医療知識に触れられるなどの利点を挙げる。一方、旭医大は、道教大旭川校の倫理や哲学などの科目が、将来、医療に携わる学生にプラスになるとみている。

 調印式では道教大の村山紀昭学長と旭医大の久保良彦学長が協定書を交わした。村山・道教大学長は「医学も教育も人間を相手にすることがベース。人間性教育、教養教育の充実を図っていく点でかかわりがある」とあいさつ。久保・旭医大学長も「国立大学は独立行政法人化を迎えたときに、互いに長所を伸ばし、短所を補い、一致団結しなければならない」と話し、協定締結に期待を込めた。

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