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九大と芸工大が統合検討 研究基盤強化が狙い
2001.2.21 [he-forum 1658] 共同通信2/20-2

共同通信 速報 2001年2月20日付

  九大と芸工大が統合検討 研究基盤強化が狙い

 福岡市にある九州大(杉岡洋一学長)と九州芸工大(吉田将学長)が二十日、統合に向けて検討を始めると発表した。両大学が蓄積した技術を活用し、教育研究基盤を強化するのが狙い。     
 文部科学省などによると、これまでに山梨大と山梨医科大、神戸大と神戸商船大などの統合構想が明らかになっているが、旧帝大が統合を検討すると明らかにしたのは初めて。   
 
 九州大の杉岡学長は「九州大にない特色ある研究分野を持っている」と新たなメリットが生まれることを期待。九州芸工大の吉田学長は「新しい学際的な学問分野を創出できると考えた」と述べた。

 両学長とも、今回の統合が政府が進める国立大学の独立行政法人化とは無関係と強調した。                  

 九州大は医学部や法学部など十学部を持つ総合大学で、学生数約一万人。九州芸工大は日本で唯一、芸術工学部を持つ国立単科大学で、学生数は約九百人。

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