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教員の個人評価制導入へ 長崎大が2002年から
2001.2.17 [he-forum 1644] 教員の個人評価制導入へ 長崎大が2002年から(共同通信)

教員の個人評価制導入へ 長崎大が2002年から

共同通信ニュース速報

 長崎大はこのほど、研究や地域貢献など四項目の実績についての自己申告と学生の意見を基に、教授や助教授、常勤講師、助手を総合的に評価する制度を二○○二年から導入することを決めた。
 大学改革の一環として実施するもので、教員の意識向上と、学生のニーズを把握し魅力ある大学づくりを促進するのが狙い。同大は、昇進などに関係なく助手以上を対象にする評価システムは全国でも珍しいとしている。

 これまで、長崎大では助教授から教授などへの昇進の際、研究や教育の業績を評価していた。今回導入される評価制度には、大学の組織運営や公開講座を開くなどの地域への貢献度も対象に加えた。
 第一回は一九九七年一月から二○○一年十二月までの五年間の実績を教員自ら報告書にまとめるほか、学生にアンケートを実施。学部別に専門性などを考慮し、大学関係者以外を含む委員会で総合的な評価を決める。
 結果は教員個人に提示し、評価が低い場合は改善を促す。個々の教員についての情報は公表しないが、大学全体の状況を分析して○二年に結果を公開する予定。
 同大総務課は「教員が研究を含めた諸活動を活発に行うことで、大学や地域全体の活性化につながってほしい」としている。(了)
[2001-02-17-08:49]


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