私大に学費減免広がる 国公立大人気に対抗
2001.2.7 [he-forum 1620] 私大に学費減免広がる 国公立大人気に対抗(共同通信)
私大に学費減免広がる 国公立大人気に対抗
共同通信ニュース速報
国公立大入試の二次試験出願が六日、締め切られた。不況を反映し、受験生の間では国公立の人気が高いが、私立大にも学費免除などの拡充で学生確保を目指す動きが広がっている。
大手予備校によると、国公立大人気はここ三年ほど続いている。 中でも就職や資格に結びつく「医・歯・薬・保健」の医療系学部はブームといえるほど志願者を集めている。理工系学部も強く、特にIT(情報技術)時代に乗った工学部の情報系は人気だ。
対抗する私立大は、特待生や奨学金給付制度を導入する大学が増えている。
河合塾によると、昨年度は百十三大学が実施していたが、本年度は三五%増えて百五十二大学となった。
多くの私大が成績優秀者を対象に「授業料相当額を給付」「四年間の授業料免除」「年間百万円を給付」などの方式を採用。
医科大でも「成績上位者は五百万円の教育充実費を免除する」とする大学があり、学費の減免は医学系まで拡大している。
河合塾は「私大側は優秀な学生を集め、就職面の実績向上につなげる狙いだろう」とみている。
(了)
[2001-02-06-16:05]
目次に戻る
東職ホームページに戻る