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短大助教授の解雇は無効 横浜地裁判決
2001.2.1 [he-forum 1607] 短大助教授の解雇は無効 横浜地裁判決(共同通信)


短大助教授の解雇は無効 横浜地裁判決

共同通信ニュース速報

 正当な理由もなく短大助教授職を解雇されたとして、神奈川県相模原市の男性(43)が、横浜女子短期大学を経営する学校法人白峰学園(横浜市港南区)に、雇用関係の確認などを求めた訴訟の判決で、横浜地裁の南敏文裁判長は一日、解雇を無効と認め、未払いの賃金の支払いなどを命じた。
 判決によると、男性は一九九○年四月、同短大のフランス語の非常勤講師に採用され九三年に助教授になったが、九七年十月、短大側から、フランス語講座が廃止されるのに伴い退職するよう勧告を受けた。
 男性は拒否したが、短大側は九八年三月末に男性を解雇した。
 口頭弁論で短大側は「経営危機で、必要性が乏しいフランス語講座を廃止せざるを得なかった」と主張したが、判決理由で南裁判長は「男性が教えることができる他の講座もある」などとして退けた。
(了)
[2001-02-01-15:42]

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