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県立3大学が連携、運営協議会を設置 県立大と県立女子大
2001.2.11 [he-forum 1634] 毎日新聞2/9


『毎日新聞』(広島版)2001年2月9日付


県立3大学が連携、運営協議会を設置 県立大と県立女子大


 県立大(庄原市七塚原)、県立女子大(南区宇品東1)、県立保健福祉大(三原市学園町)の県立3大学が連携して将来像を探る「県立大学運営協議会」(会長、高橋潤二郎・慶応大常任理事ら委員10人)がこのほど設置された。

3大学の学長の諮問機関で、県学事課によると、複数の県立大が合同の運営協議会を開くのは、全国でも初めて。


 初会合では、国公立大学の独立法人化の動きもある中で、「時代に適合した大学」を巡る議論が交わされ、(1)収支を明らかにして運営の効率化を図る(2)生涯教育や人間教育など、地域のニーズに根ざした教育の実現(3)他の私立、国立大とは違った特色を出す――などの意見が出た。


 3大学は現在、共通の単位認定や「遠隔講義」などの情報化、インターンシップの導入などに取り組んでいる。協議会では今後、小見志郎・野村総研主幹を中心に部会を設け、大学院のあり方などについて検討を進める。本会議は年3〜4回開き、委員の任期が切れる2年後までに協議会としての最終答申を出す。

 【森田真潮】 


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