横浜の14大学が連携へ 新年度から単位互換
共同通信ニュース速報
横浜市内にキャンパスを持つ横浜国立大や慶応大、神奈川大など計十四大学が、国公立と私立の枠を超えて連携し、学生に魅力ある教育メニューを提供しようと「横浜市内大学間学術・教育交流協議会」(会長・山火正則神奈川大学長)を二十六日、設立した。
新年度は準備が整った九大学が単位互換をスタート。将来は全校に拡大するほか、産学連携を視野に、資格取得講座や企業とのインターンシップの共同実施なども検討する。
同日、横浜市内のホテルで開いた設立総会後、記者会見した山火会長は「各大学の伝統と方針に他大学の科目を組み込めば、それぞれの特徴がより際立つ」と話した。
協議会には、ほかに関東学院、国学院、鶴見、東京工業、東洋英和女学院、フェリス女学院、武蔵工業、明治学院、横浜商科、横浜市立、桐蔭横浜の各大学が参加。うち東洋英和女学院は二○○二年度から、男子も含めた他校の学生の受講を受け入れる方針。
問い合わせは神奈川大教務部事務部、電話045(481)5661まで。
(了)
[2001-01-26-18:54]