独行法反対首都圏ネットワーク

信州大が「インターネット大学院」計画
2000.11.23 [he-forum 1440] Yomiuri On-Line 11/23


Yomiuri On-Line 2000年11月23日付


信州大が「インターネット大学院」計画

 
 
 信州大大学院の工学系研究科情報工学専攻(長野市)が二〇〇二年春をめどに、社会人を対象にインターネットを通じての受講で修士号を取得できる「インターネット大学院」のコース開設を計画していることが二十二日明らかになった。大学審議会(文相の諮問機関)は同日、インターネットによる単位取得を広げる答申をしたが、文部省によると、インターネットだけで学位が取れるコース開設への具体的な動きは全国で初めてという。


 構想によると、ネット大学院の院生は、インターネットを通じてパソコン画面で講義風景を収録したビデオを見たり、数式や図表などの教材を呼び出した

りして学習。用意された設問に正解すると、次の学習に進む。一通りの知識を習得した後、教官から画面を通じて指導を受ける。電子メールによる質疑応答やリポート提出も行う。


 同大学院では「社会人にIT(情報技術)産業の第一線で活躍できる実力を磨いてもらうのが狙い」としており、最大四年間までとされている修了年限の

撤廃や、修士論文を提出しなくとも修士号が取れることなども検討している。
また、受講可能な状態にしたパソコンを院生のもとへ運び、教官が操作法の説明に出向くことも計画している。


(11月23日15:07)



目次に戻る

東職ホームページに戻る