独行法反対首都圏ネットワーク |
『山梨日日新聞』2000年11月21日付
2002年統合の山梨大・山梨医科大
同協議会が募集する対象は、名誉教授や非常勤職員を含む両大すべての教職員と学生。インターネット上のホームページと応募用紙を準備し、年内をめどに募集する予定。集まった候補名は、統合協議会で検討して両大統一の大学名案を決め、文部省に提示する。
新制大の名称について、文部省は「一県一大学の場合、県名を冠しているケースが多いが、両大の判断を尊重したい」としており、最終的に両大の統一案をもとに内閣法制局とも協議して決めることになるという。
この日の協議では、当初予定していた二○○二年四月の統合時期についても、椎貝、吉田両学長が、文部省から国会審議の関係上、○二年十月に半年間延期するよう求められたことなどを説明。同協議会として、半年間の統合延期を了承することを確認した。
統合時期が○二年十月になることで、新大学として学生を受け入れるのは○三年四月となり、新大学が正式に発足するのは当初予定より一年遅れになる。
また新大学の本部と事務局の設置場所については、山梨大(甲府市)と山梨医科大(中巨摩郡玉穂町)の両案が出ており、同協議会で両学長に一任することを決めた。