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大学側は学生の授業内容評価公開を シンポジウムで学生から
2000.11.17 [he-forum 1415]大学側は学生の授業内容評価公開を シンポジウムで学生から
大学側は学生の授業内容評価公開を シンポジウムで学生から
NHKニュース速報
学生が授業内容を評価する制度について考えるシンポジウムが、きょう東京都内で開かれ、参加した学生からは、大学側が評価の内容を公開すべきだという意見が相次ぎました。
このシンポジウムは、魅力ある授業を求める学生の団体が開いたもので東京の早稲田大学の会場には、学生や大学の教職員などおよそ二百人が参加しました。
シンポジウムでは、主催者側が全国の大学にアンケート調査した結果を報告し、回答のあった八十パーセント近くの大学で、学生が授業の内容を評価する制度が導入されているものの、教員個人の評価内容を公開している大学は二校しかないことを明らかにしました。
これについて、学生からは「学生の評価がどのように授業に生かされるのかはっきりしない」、「評価内容をオープンにすることで、授業をする
教員の意識も変わるのではないか」といった意見が出され、大学側が評価の結果を公開すべきだという意見が相次ぎました。
シンポジウムに出席した早稲田大学の奥島孝康(オクシマタカヤス)学長は「授業の評価が公開されることは教員にとって怖いことだが、授業の改革に真剣に取り組むためには公開が必要だ」と話しています。
(参考)教員個人の評価公開大学は、東海大学、広島経済大学
[2000-11-16-18:07