独行法反対首都圏ネットワーク
東京水産大・商船大、統合で学長合意
2000.10.20 [he-forum 1350] Yomiuri On-Line 10/20


Yomiuri On^Line 2000年10月20日付

東京水産大・商船大、統合で学長合意 


 国立の東京商船大(東京都江東区、杉崎昭生学長)と東京水産大(同港区、隆島史夫学長)が、今後数年以内の統合を目指すことで学長同士が合意したことが、二十日わかった。文部省が同日明らかにしたもので、統合が実現すれば、国立の単科大同士としては初めてとなる。

 商船大は商船学部のみで学生数約千人、水産大は水産学部のみで約千七百人。
両校は一九四九年に設立され、海洋交通、海洋生産関連に人材を送り出してきたが、今後の国立大学の独立行政法人化をにらみ、教育や研究活動の基盤強化を図る観点から統合への方針を固めたという。統合には教授会など大学同士での正式合意の後、国立学校設置法の改正などが必要なため、数年を要するとみられる。


 大島文相は「連絡は受けている。各大学がこれからの行方を議論しながら努力されることには積極的に支援したい」と話している。

 国立大同士の統合は、山梨大と山梨医大、筑波大と図書館情報大などがすで
に統合をめざす方向を打ち出している。


(10月20日12:13)


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