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筑波大、図書大と統合検討/法人化前の実現目指す(7/1東京新聞)
(2000.7.1 [he-forum 1074] 東京新聞07/01)
『東京新聞』2000年7月1日付
筑波大
図書大と統合検討
法人化前の実現目指す
茨城県つくば市にある筑波大学(北原保雄学長)と図書館情報大学(吉田正幸学長)が統合について検討を始めることが三十日、分かった。両学長がこの日会見し、明らかにした。今後両大学で協議会を設置、具体的な手順などの協議を進める方針。国立大学の独立行政法人化が具体化する前の、三年以内の実現を目指したいとしている。
筑波大学は医学、体育、芸術の専門コースもある学生約一万四千人、教職員約四千人の総合大学。図書館情報大学は司書養成などを目的とした図書館情報学の単科大学で、学生約八百四十人、教職員約百五十人。
両大学はこれまで単位互換などの連携は行っていないが、敷地がほぼ隣接しており、共同研究や学生の交流が盛んなことに加え、専門分野の重複が少ないことなどから統合相手に選んだ。
統合について(1)研究基盤の強化(2)図書館情報学が加わり、新しい学際的分野が切り開ける―などのメリットを挙げている。