独行法反対首都圏ネットワーク |
河合塾が大学入試難易度で「Fランク」を設定(6/24毎日新聞)
(2000.6.24 [he-forum 1055] <教育>河合塾が大学入試難易度で「Fランク」を設定
(毎日新聞))
<教育>河合塾が大学入試難易度で「Fランク」を設定
毎日新聞ニュース速報
大手予備校の「河合塾」が、大学入試の合格ボーダーライン(合格可能性50%)の設定が困難な学科などに対して「Fランク」(フリーランクの意味)を新たに設けた。
少子化や私立大の乱立で、定員割れを起こしたり実質倍率が1倍台の大学が急増。ボーダーラインの設定が、いずれの偏差値帯でも設定できない学科(入試方式)が出てきたためという。対象になるのは、ほぼ全入の状態で、合格率50%のラインが見当たらない大学、学部、学科。同塾によると、実質倍率が1・5倍以下になるとラインが設定しにくくなるという。
該当するのは私立大のうち18%ほどという。文系ではどの分野でも20〜25%がFランクになっており、理系では工学部や総合・情報・環境系学部が19%。理学部は3%、医・歯・薬・保健学部では0・6%と少ない。地域別では九州地区が最多の55%となったのをはじめ、北海道、東北、中四国地区では30%以上、関東地区が最も少なく9%となっている。
同塾では今後も毎年、入試結果を検討しながら設定を行い、入試制度が変更された場合も見直すことにしている。
[2000-06-24-00:44]