独行法反対首都圏ネットワーク

特許制度の活用法はオンダ事務所長が講演(6/23岐阜新聞)
(2000.6.23 [he-forum 1053] 岐阜新聞06/23)

『岐阜新聞』2000年6月23日付

特許制度の活用法は/岐阜大、独立行政法人化に備え/オンダ事務所長が講演

 大学研究者に特許制度の活用法を知ってもらおうと、岐阜大学地域共同研究センターは二十二日、岐阜市柳戸の同大で「研究開発における特許情報の利用」と題した講演会を開いた。工、農学部の研究者や企業関係者ら約七十人が出席、熱心に耳を傾けていた。

 講演会は、同センターが学内外を対象に開くリフレッシュ技術セミナーの一環。研究費削減が予想される国立大学の独立行政法人化に備え、企業に活用できる技術を開発、特許化するノウハウを学ぼう−と行われた。

 講師は、同センター客員教授で同市のオンダ国際特許事務所の恩田博宣所長。恩田所長は「日本の研究者の間では論文、研究の特許化にあまり熱心ではないが、今後は企業活動に活用できる、“売れる研究”を特許化する必要に迫られる」と、研究者を取り巻く環境の変化を強調した。

(写真)研究の特許化の必要性を説く恩田博宣オンダ国際特許事務所長=岐阜市柳戸、岐阜大学

《岐阜新聞6月23日付朝刊県内版》



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