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独立行政法人化に反対表明・福井大教学部教授会(5/16福井新聞)
(2000.5.16 [he-forum 892] 福井新聞05/16)
『福井新聞』2000年5月16日付
独立行政法人化に反対表明・福井大教学部教授会
(●2000年5月15日 ●午後8時)
福井大教育地域科学部(隼田嘉彦学部長)は15日、県庁で記者会見し、政府が検討している国立大の独立行政法人化に対して教授会として反対の見解を示すことで一致したと発表した。「効率性」重視の考え方が大学の長期的な研究活動になじまず、大学の自治や学問の自由を侵害する恐れがあるとして、文部省などに反対の立場を示していく。
教授会の見解では、独立行政法人化の導入を定めた通則法の問題点として▽主務大臣の指示の下に置かれ、大学の自治や学問の自由が侵害される▽3−5年の中期計画に基づき事業の効率性が求められれば、大学の基礎的、長期的研究を阻害する▽3−5年の事業評価で予算が決まれば、授業料の高騰につながる−など5点を指摘している。