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東京大学 「国立大学制度研究会」の設置について(案)
(2000.3.21 [he-forum 718] 東大の「国立大学制度研究会」の内容)
[he-forum 717]はマル数字が文字化けしていたので、再送します。
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東大の「国立大学制度研研究会」設置については、このhe−forumで紹介されましたが、その詳細をお知らせいたします。近々、メンバーが決まり、検討が開始されます。
平成12年3月6日
「国立大学制度研究会」の設置について(案)
1設置の趣旨
「東京大学の設置形態に関する検討会」による報告書提出(平成12年1月7日)以後の情勢の進展に鑑み、国立大学としての東京大学が法人格をもつとすれば、その法人制度の組織、業務及び財務はどのようなものであるべきかを、早急に検討する必要がある。そこで、各事項について造詣の深い教職員をメンバーとして「国立大学制度研究会」を総長の下に設置する。
2構成
副学長(うち、総長が指名する1名が座長となる)……青山
総長補佐 若干名
総長が指名する教授又は助教授 若干名
企画調整官・人事課長・主計課長
3任務
(1) もし東京大学を「独立行政法人」に移行させるとの前提の下に、通則法の特例法として「国立大学法人」(仮称)を考えるとすれば、どのような法人制度が考えられるか、についての検討およびその骨子案の提示
(2) ((1)の検討の結果、通則法の特例法では理想的な法人になり得ないとの判断に達した場合には)通則法の枠をはずして自由に考えるとして、どのような法人制度が考えられるか、についての検討およびその骨子案の提示
4期間
(1)については、集中的に作業を行って、早急に結論をまとめる(2〜3ヶ月以内)。
(2)については、(その作業に入るとして)(1)に引き続いて結論を出す。
5了解事項
「東京大学の設置形態に関する検討会」の報告書、とくに「理想形態WG」および「比較検討WG」の検討の成果を十分に活用する。「検討会」は解散する。