独行法反対首都圏ネットワーク

神戸大・学部・大学院の垣根越え研究・ゾーン構想推進
朝日新聞 (3/4)
(2000.3.5 [he-forum 658] 神戸大・学部・大学院の垣根越え研究・ゾーン構想推進)

神戸大・学部・大学院の垣根越え研究・ゾーン構想推進
朝日新聞 (3/4)

 神戸大学(西塚泰美学長)は3日、学際研究を一歩進める学部・大学院の「ゾーン構想」の推進や、基礎教育の重視等を柱とした大学の将来構想を明らかにした。学外の財界人ら11人で構成する「神戸大学運営諮問会議」に諮り、今秋をめどに具体案をまとめていく。大学側は2002年度からの実施を目指している。

 神戸大学はこれまで、「管理運営」「研究推進」など各委員会で学内改革を検討してきた。今年に入り、谷武幸副学長を座長とする「神戸大学将来構想検討ワーキンググループ」を組織し、この1か月間集中的に議論し、中間的な報告をまとめた。

 それによると、「人文科学系」(文学部など)・「社会科学系」(法学部など)・「自然科学(理工科学)系」(理学部など)・「生命科学系」(医学部など)の4つの学術系列(ゾーン)内で、学部や大学院の垣根を越えた研究を深める。そのため教育・研究環境を整える。生命科学系では、学部・大学院を改組し、新しい研究科を設置する。

 また、各学部で基礎的な教育の充実をはかり、その後の専門教育に対応できる力を学生につけさせる。専門教育も拡充し、社会科学系で本格的なロースクールやビジネススクールを開設する。



目次に戻る

東職ホームページに戻る