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大学間の単位互換制度、出願わずか11人
(2000.2.11 [he-forum 601] Fukui Shinbun 02/10)
『福井新聞』2000年2月10日付
大学間の単位互換制度、出願わずか11人
(●2000年2月10日 ●午後8時30分)
他大学の単位を自校の単位として認める「単位互換制度」を4月から導入する福井大など県内5つの国公私立大、短大は10日、出願受け付けを締め切った。出願者は5校でわずか11人で、福井大や県立大、敦賀短大からの出願はゼロだった。単位互換制度の国公私立大間での導入は全国でも珍しく、学生にとって授業の選択の幅が広がる制度として学校側は準備に4年もかけたが、余りに少ない出願者数に大学の教務担当者らは「予想以上に少なく残念な結果」と一様にショックを受けている。
同制度は福井大、福井医科大、県立大、仁愛女子短大、敦賀短大の五校が四月からの実施に向け、1日から10日間の出願を受け付けてきた。この日が締め切りだったが、出願者数は福井医科大が5人、仁愛女子短大6人のみ。県立大では受け付けを14日まで延長している。
福井医科大の出願者は県立大の科目を希望する学生が3人、福井大希望が2人、仁愛女子短大希望が1人。仁愛女子短大の出願者は、県立大の科目希望者が2人、福井大の科目を4人が希望している。