独行法反対首都圏ネットワーク

山形大学長への申し入れ
(1999.12.2 [he-forum 434] 山形大学長への申し入れ)

全大教高等教育フォーラム読者 各位              12/2/99

山大職組理学部支部書記長 品川 敦紀

 本日昼、独立行政法人化に反対する山大ネットワークとして成澤郁夫山形大学長に、国大協第一常置委員会からの依頼文書への対応に関して、以下のような申し入れを行いましたので、申し入れ参加者の一人として、ご紹介致します。
 なお、今回の申し入れの際の懇談での話の内容は、山大ネットワーク代表者より近々ご報告があろうかと思いますので今回は割愛させていただきます。
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1999年12月2日

山形大学長 成澤郁夫殿

独立行政法人化問題山大ネットワーク
代表
山形大学職員組合
執行委員長 高橋敏能


緊 急 申 し 入 れ


国大協第1常置委員会の問い合せに関して

 国大協第1常置委員会は、各大学長に対して国立大学の独立行政法人化について「大学の特性からどうしても譲歩できない点を2点程に絞り提出願いたい旨」の要請を行いました。
 成澤学長は10月8日の記者会見で国立大学の独立行政法人化に重大な懸念を表明し、反対の意向を明らかにしています。また、11月4日開催の評議会で決定された国大協への要望書でも、明確に国立大学の独立行政法人化に反対の意思を明らかにしております。
 11月4日の評議会に向けて開かれた各学部教授会も、多くの懸念も含め、反対の意向であります。独立行政法人化に反対する署名が理学部教官の100.0%を達成するなど、独立行政法人化反対の意向は、医学部を含めた全学の教官の半数近くに達しております。
 今回の国大協第1常置委員会からの問い合わせについては、山形大学の部局長、教授会をはじめ教職員等の意見も聴取されていません。こういう状況の中で、山形大学として回答できないことは明らかであります。

 今回の国大協第1常置委員会からの問い合せに関して、以下の2点についてを強く要請いたします。

 1)学長は全学の議論を巻き起こす努力を行い、上記依頼に拙速な「回答」を行わないこと。

 2)どうしても「回答」しなければならない場合は、「検討を行うための十分な時間を保証することを要望する」旨、回答して頂くこと。



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