独行法反対首都圏ネットワーク

富山大学教職員組合が緊急申し入れ
(1999.12.1 [he-forum 425] 富山大学教職員組合が緊急申し入れ)

お願い
 この種の情報は、hi-forumにも直接流していただければ幸いです。なお、私も、(全大教本部も)hiーforum、(また、refoumも)リアルタイムで受信しています。

<富山大教職員組合の申し入れです>

1999年12月1日

 富山大学学長
 時澤 貢 殿

富山大学教職員組合
中央執行委員長 立川 健治


申 入 書

 11月17、18日の国立大学協会総会をふまえ、国立大学協会第一常置委員会は11月26日頃、各国立大学長あてに、国立大学の独立行政法人化が行われる事態となった場合、各大学の特性からどうしても譲歩できない点を2点程にしぼって提出願いたい旨の「依頼文書」が発せられ、その集約が12月2日頃とされているとの情報を得ました。また、それによると、各大学の意見集約をふまえて第一常置委員会で整理を行い、 12月17日頃、国立大学協会執行部として文部省と独立行政法人化問題に関する特例上の扱いについて協議を行うとされています。
 このような国立大学協会第一常置委員会の動向は、従来の立場を変え、通則法のもとの国立大学の独立行政法人化への道を開くものといわざるをえません。
 富山大学においては、10月1日の評議会の「国立大学の独立行政法人化について」の態度表明以後、11月25日の「学長説明会」、「独立行政法人化問題検討会」の発足など、まだこの問題に対する検討を継続中です。したがって、仮に上記のような「依頼」があったことが事実であるとするならば、これに対して回答を行うだけの学内合意はできていませんし、しかも拙速に回答を行った場合、通則法のもとでの独立行政法人化を容認することにもつながると考えます。
 よって、富山大学教職員組合は、上記の「依頼」に対して富山大学は以下のような態度を取るよう申し入れます。

1.国立大学協会第一常置委員会の上記の「依頼」に関しては、その情報を学内に開示し、その取扱も含めて、教授会、評議会等学内の充分な議論に諮ること。

2.国立大学協会第一常置委員会に対しては、学内の充分な議論を経た上で、「依頼」 に関する取扱を回答することを申し入れること。

以上


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