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岩手大が学科再編/福祉システム工学科導入 (11/10 河北新報)
1999.11.11 [he-forum 340] 岩手大学改革案(2)
『河北新報』1999年11月10日夕刊
岩手大が学科再編/福祉システム工学科導入
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岩手大(盛岡市、海妻矩彦学長)は平成12年度、人文社会科学、教育、工、農の全4学部で大規模な学科再編をする。環境、生涯学習、福祉が再編のキーワードで、4学部の定員は1205人から60人減り、1145人となる。
人文社会科学部は学際的な領域を深めるため、1学科3コース制から4課程8コース制に転換(10人増)。教育学部は少子化に伴う教員採用枠減少を受け、生涯教育、芸術文化の両課程を新設、定員を350人から250人に減らす。
工学部は福祉や医療に貢献する福祉システム工学科を国立大としては新潟大、大分大に次いで導入、1学科増の7学科にする(30人増)。農学部はバイオサイエンス、環境科学など新たな学問の連結を目標に4学科制を3学科制にする。
同大は従来の枠組みでは今日的な課題に対応できないとして、昨年から本格的な改革に取り組んでいた。