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福島大教職組、学長への申し入れ書(10/19)
(1999.10.20 [he-forum 266] 学長への「申入書」(福島大学教職組) )
10月19日、福島大学教職員組合では、10月25日ー26日に開催される東北地区学長会議に向けて、「申入書」を提出しました。全文を「添付書類」として送付します。
福島大学教職員組合
中央執行委員長 北村 寧
去る9月20日、文部省は「国立大学長・大学共同利用機関長等会議」において、国立大学を独立行政法人化する方向を打ち出しました。さらに、文部省は平成12年度の早い時期に結論を出すという方針のもと、10月4日の九州地区から全国一斉に開催される地区別の国立大学長会議において、独立行政法人化を強力に推進しようとしております。東北地区の学長会議は10月25日〜26日に開催されると聞いております。
本組合は、独立行政法人は教育研究を使命とする大学にはなじまない制度であり、独立行政法人化されれば、大学の自治・学問の自由の侵害、教職員の労働条件の悪化、学費値上げと教育の機会均等の蹂躙、地域の学術・教育・文化の衰退などをもたらし、一国の学術文化に深刻な影響を及ぼすと考え、独立行政法人化に断固として反対しています。
すでに本組合は、9月7日付「申入書」において、貴職に「独立行政法人化に反対し、国立大学協会等において、その立場から積極的に対応すること」など3項目を申し入れましたが、貴職が東北地区学長会議に出席するに当たって、改めて、以下の3項目の申し入れをいたします。ぜひとも実現されますよう強く要望します。
1.当該会議において、独立行政法人化に反対する意思を明確にし、その立場から積極的に対応すること。
2.当該会議における文部省の説明・方針、各学長からの質問・意見、質疑応答、配付資料などの情報を全学の教職員に速やかに開示・提供すること。
3.当該会議終了後、速やかに本組合と懇談する機会を設けていただきたいこと。
以上