独行法反対首都圏ネットワーク

「法人化に反対」 文相などに要望  東京大学職員組合
(1999.9.10 しんぶん赤旗)

 東京大学職員組合(小野拡邦委員長)は八日、国立大学の独立行政法人化について 、反対の立場を尊重・堅持することなどを求める要望書・申し入れ書を、有馬朗人文相と蓮実重彦国大協会長・東大総長に送りました。有馬文相への要望書は「国民はおろか国立大学の教職員・教授会メンバーさえほとんど何も知らないという現状で国立大学の独立行政法人化の問題に決着がつけられようとしてい」ると批判。この問題で文部省が二〇日の学長事務局長会議で同省の方針を示すというが、「その内容の提示と徹底した論議が必要で」あるとしています。「多くの国立大学は、八月十一日の東京大学総長の記者会見での独立行政法人化反対に代表されるように独立行政法人化に反対であ」ると指摘し、その大学の意思を尊重し「間違っても、政治的決着を図るべきではありません」とのべています。蓮実国大協会長には、反対の立場を堅持すること、国大協委員会案や文部省の徹底 した議論に掛けることなどを求めています。


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