『毎日新聞』岡山版2007年3月13日付

岡山大:高校生が授業聴講、10学部で連携教育−−07年度から


岡山大は07年度から、学校長の推薦を受けた高校生が同大の授業を聴講できる教育連携事業を実施する。大学レベルの教育によって個人の能力や個性を伸ばし、進路を決める際の判断材料を提供する。

理学部の一部科目では03年度から高校生の聴講を認めてきたが、全11学部中10学部に拡大。入門科目を中心に前期18、後期17の計35講義を、水曜を除く平日の5時限(午後4時〜午後5時半)に実施する。

受け入れ人数は科目ごとに若干名〜50人程度で、聴講無料(テキスト代などは生徒負担)。大学側で成績は評価しないが、高校側は各校の判断で、履修状況などから単位を認定する。【佐藤慶】