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『静岡新聞』2006年4月6日付

静岡大など国際化支援 文科省


 文部科学省は5日、大学と高等専門学校の国際化を財政的に支援するため、
海外の先進的な取り組みに学び教育内容の改善に役立てる「海外先進教育実践
支援」などに36件を選定した。

 実践支援で選ばれたのは、国立大21校、公立大1校、私立大5校、国立高
等専門学校3校、8大学の共同の取り組み1件。世界保健機関(WHO)など
と連携し、国際的な感染症をはじめとする健康上の危機管理のための教育法を
開発する北大などが選定された。

 海外の大学と連携した教育活動を支援する「戦略的国際連携支援」には、静
岡大など国立大4校と私立大1校が選ばれた。静岡大の取り組みは「中東欧大
学との連携による国際的大学院教育」。

 このほか、教員を海外の研究機関に派遣する「海外先進研究実践支援」には
静岡大5人を含め250人が選ばれた。